利用者に合わせて支払方法は様々

クレジットカードの支払方法には、いくつかの種類があります。大きく分けると、1回で払うか何回かに分けて払うかです。

支払方法には「1回払い」「2回払い」「ボーナス一括払い」「分割払い」「リボ払い」の5つがあります。なお、一括払いや2回払い、ボーナス一括払い場合は、手数料(金利)はかかりませんが、分割払いとリボルビング払いには一定の金利がかかります。
5つの支払い方法の中で最も使用率が高く、最も基本的な支払い方法が「1回払い」です。金利・手数料を支払う必要がなく、ポイント還元という形でメリットのみを受けることができる1回払い・2回払いのみを利用するのがクレジットカードの賢い利用方法です。

1. 一括払い(1回払い)
クレジットカードの通常利用での基本となる支払方法です。金利・手数料は不要です。カード会社が指定する締切日までの利用額を集計し、同じく指定された支払日に銀行預金などの自動払込により引き落とされます。翌月または翌々月に一括払いする方法を「マンスリークリア」といいます。海外旅行などで現金を持ち歩きたくない場合や、一時的に現金を持っていない場合などに便利です。
2. 2回払い
クレジットカードの利用代金を2回に分割して支払う方法です。基本的に金利・手数料は不要ですが、カードによっては金利が定められている場合もあります。2回払いと、3回以上(3~36回)に分割して支払いをする「分割払い」はカードの支払方法としてはまったく別のものと考えてください。カードにもよりますが、一般的に金利はかからないので、「1回で支払うにはちょっと高いなあ」というものを支払うときに便利です。
3. ボーナス一括払い
ボーナス日に合わせて一括で支払いをする方法で、金利・手数料は不要です。ボーナス月での支払を前提に数ヶ月の猶予の後に、一括で支払いをするということです。ボーナス一括払いは金利・手数料不要で半年以上支払いを延ばすことができる便利な支払方法ですが、支払日までカード利用枠が空かないので注意が必要です。例えばカード利用枠が10万円で5万円のテレビをボーナス一括払いで購入した場合、支払日までの数か月は5万円しかカード利用枠がなくなってしまいます。あと、最近の不景気で期待していた通りのボーナスが出ずに支払いができなくなってしまうケースが増えいているそうです。場合によっては景気が回復するまではボーナス一括払いは控えた方がいいかもしれません。
4. 分割払い(割賦払い)
クレジットカードの利用額を、3回以上(3~36回)などと分割して、月々支払っていく方法です。分割回数はカード会社が定める回数の範囲で、指定することができます。分割回数が多くなるほど、金利(分割手数料)が大きくなります。
5. リボルビング払い(リボ払い)
「リボルビング」を直訳すると「回転信用」です。これは、利用金額・利用件数に関係なく、毎月一定の金額(ミニマムペイメント)を支払うクレジットカードの決済方法です。「分割払い」との違いは、分割払いが支払回数を指定するのに対し、リボ払いは最低支払額を定めた方式だということです。また、分割払いの場合は1つの商品ないしサービスの代金を何回かに分けて支払いますが、リボ払いは利用限度額の範囲内ならいくら利用しても支払金額は毎月一定になります。そして、分割払いと同様、利用するには若干の金利がかかります。
このリボルビング払いには、カード会社によって契約形態が異なり、支払い金額の計算はそれぞれカード会社の契約形態に合わせて算出されます。以下の説明が、リボルビング払いの支払い形態になります。
月々の支払額の定め方により、以下のような方式があります。
・元利定額リボルビング払い
毎月元金と手数料の合計金額を一定の金額で支払う方法です。リボ払いの月々の支払額が1万円であれば、1万円の中に元金+金利分が含まれています。毎月の支払額は同じですが、支払額に含まれる元金と手数料の割合は、最初の方は手数料が多く、支払いが進むにつれ元金の割合が多くなっていきます。
・元金定額リボルビング払い
毎月一定額の元金と、月末残高を基に算出された手数料を合算した金額を支払う方法です。例えば元金返済部分を1万円としますと、月々に1万円+金利分(利用残高x月利)が支払額となります。当然、支払う毎に残高も減っていきますので、毎月の支払額は定額にはならず、 最初の方は手数料が多いため支払い金額は多くなりますが、残高が減るにつれて毎月の支払額が少なくなっていく仕組みです。
・定率リボルビング払い
利用残高に対して~%と定率の割合を乗じて、月々の支払額を定めるリボルビング払いの方法。 支払いが進むにつれ、月々の支払額は減少していきます。
・残高スライドリボルビング払い
利用残高に応じて、月々の支払額が変化していく方式。利用残高が大きい場合は、月々の支払額も大きく設定されており、支払が進み利用残高が小さくなると、月々の支払額も小さくなる、という風に設定されています。
・残高スライド元利定率リボルビング方式
定率リボルビング方式で、未払い残高に対して、定率が見直される(スライドする)方式。
・残高スライド元金定額リボルビング方式
元金定額リボルビング方式で、未払い残高に対して、利息を含まない定額が見直されるリボルビング方式。
・残高スライド元利定額リボルビング方式
元利定額リボルビング方式で、未払い残高に対して、定額(利息額を含む)が見直されるリボルビング方式。消費者金融系では最も多く採用されている支払い方法です。
おまけ⇒フレックス払い
フレックス払いは、リボ払いを変形させたもので、支払額が一定額である必要はなく定められた支払額(最低支払額)を上回る金額であれば、月々いくらでも支払うことのできる支払方法です。