締め日・引き落とし日はそれぞれ異なる

支払日とは、「クレジットカードを使った代金が引き落とされる日」で、締め日とは「カード会社がカード会員への請求金額を確定するための締め切り日」です。

クレジットカード会社などでは、大量の情報が毎日集まるので、毎月の請求などの処理を行うために「締め日」を設けています。「締め日」までのデータが当月分の処理、それ以降のデータは、翌月分の処理にまわります。何しろデータが多いので、それを各金融機関へ引き落としを要求するのに、また日数がかかります。金融機関に一括で処理してもらう日が「支払日」です。実際にカード会社に情報が届くまでタイムラグがあるので、同じ日に複数店舗で同じカードを使っても、一方は次の締め日、もう一方はその次の締め日に処理されることもあります。

クレジットカード会社によって毎月の締め日、支払日は異なってきます。引き落とし日はそれぞれ固定されていて、変更できないのが一般的です。信販系は27日が多く、銀行系は10日が引き落とし日というケースが多くなっています。流通系は比較的月初めの引き落とし日が多いのが特徴となっています。
複数のクレジットカードを持っている方は、それぞれの締め日や引き落とし日をしっかり確認して、支払日に間に合うように備えておきましょう。ちなみに、引き落とし日が土日・祝日と重なった場合は、カード会社の翌営業日(土日・祝日の次の日)になることが多くなっています。

カードの支払いが遅れると、カード会社から連絡がきます。翌日にすぐ払ったとしても、支払日に遅れたことには変わりありません。これが重なると、利用限度額の引き下げや、カードの返却要請がきますので、注意してください。
特にゴールドカードやプラチナカードを目指す人にとっては支払日に遅れるというのは大きなマイナスポイントです。支払遅延に関する情報が信用情報機関に登録されるのは、延滞3ヶ月程度経過してからと言われていますが、 社内システムには、1日の遅れでも支払遅延として登録されます。結局、自分のクレジットヒストリーにキズがつき、、ワンランク上のカードを 手にするのに時間がかかることになりますので、十分に意識しておきましょう。

【締め日を把握すれば、ちょっとお得!】
カード一括払いで支払うと1~2ヶ月までの間に、あなたの口座からカード利用代金が引き落とされます。なぜタイムラグがあるかは、前述したとおりです。
締め日15日、引き落とし日10日とします。
これは先月の16日から今月の15日までにカードを使った代金が、翌月の10日に引き落とされることを意味します。ということは1ヵ月を30日として考えると
・15日の締め日にカードを使うと、翌月の10日が引き落とし日になります。支払い猶予期間は25日間になります。
・15日の締め日の翌日にカードを使うと、翌々月の10日が引き落とし日になります。支払い猶予期間は55日間になります。
この締め日と支払日を捉えた上で、カードを利用すると、支払日を延ばすことができるのでお得です。
どうしても買う必要のあるものは仕方がないですが、締め日から5日前までの買い物は、締め日の翌日に使うようにすると、支払日を2ヶ月先まで延ばすことができます。

つまり、なるべく支払いを先延ばしにしたければ、締め日の次の日にカードを使うといいです。特に、いつもよりちょっと大きい金額の買い物をする場合、締め日の前に買うと、締め日と支払日との間には一回の給料日しかないはずです。それが、締め日の後に買うことで、支払日までに2回の給料日ができます。支払いにも余裕ができるということです。

ちょっとしたことなのですが、カードの締め日と支払日は覚えておくと、お得なのです。お金がちょっと足りなくて困っているという方は、うまく利用してみてくださいね。

【注意】
カードには利用限度額があります。支払い終える期日を先に延ばす事は、その間カードの枠を圧迫する事になります。ショッピング枠が50万円で、30万円の商品をボーナス一括で購入するとボーナスで支払うまでカードのショッピング枠は20万円しかなくなる事となります。

※もし送られてきた利用明細書に身に覚えのない明細が載っていたら、クレジットカード会社のカスタマーセンターに連絡して問い合わせてみましょう。